母子手当の児童扶養手当をもらうには

シングルマザーの母子家庭の方を対象にした母子手当として児童扶養手当があります。ひとり親家庭の経済的負担を助成するために設定されているもので、母子家庭だけでなくシングルファザーについても対象になります。両親が離婚したり、亡くなるなどして片親になっている家庭が対象で、未婚の母についても支給の対象になります。

もらえる金額は収入によって差が出てきますが月額最大4万円程度をもらうことができます。子供が一人増えるごとに金額が加算されていきます。基本的に収入が増えると金額は少なくなり、収入が少ない方が多くもらえるようになっています。

児童扶養手当には所得制限があり、目安としては年収が200～300万円以下であれば対象になってきますが、様々な控除などもありますので、それ以上の方についてももらえる可能性がありますので、申請してみることをおすすめします。

児童扶養手当は対象になっていても自分で申請しなくてはもらえないので注意が必要です。手続きは今住んでいる市町村の役所でできます。申請に必要な書類には、戸籍謄本、住民票の写し、前年の所得証明書がありますが、いずれも役所でもらえます。自分で持参すべきものとしては、印鑑、健康保険証、年金手帳、預金通帳になります。

手続きをしないと受給することができないのが児童扶養手当です。自分が対象になるか確認するためにも役所できちんと申請しておきましょう。