失業手当でもらえる金額と手続き方法
失業保険の手続きから受給までの流れ
失業保険をもらうには、過去2年間で12か月以上の働いている期間があることが条件になります。ただ、会社都合の解雇などの場合は条件がゆるくなり、過去1年間で半年以上、働いていれば対象になります。いずれの場合も会社側で雇用保険に入っていることが必要です。基本的に会社が社員を雇う場合は雇用保険に入ることが義務になっていますが、中には雇用保険に加入していない場合もありますので注意が必要です。
失業保険の手続きは居住している地域のハローワークで行います。会社から受け取った離職票1,2と雇用保険被保険者証と印鑑、写真(縦3センチ×横2.5センチ)2枚、本人名義の預金通帳と本人確認書類が必要です。本人確認書類については、免許証や写真付きの住民基本台帳カードがあればいずれか1点でOKですが、どちらもない場合は住民票、パスポート、健康保険証などの中から2点を準備する必要があります。どちらもそろえられない場合は、この機会に役所で作成できる写真付きの住民基本台帳カードを作っておくと後々便利です。
ハローワークにて書類を提出すると「雇用保険説明会」の日時を指定されますので、後日その日時に指定の場所へ足を運ぶことになります。そこで、雇用保険受給資格証と失業認定申告書が渡され、第一回の失業認定日が指定されます。その失業認定日にハローワークに行って失業認定申告書を提出することで失業保険を受給できます。以降は4週間ごとの認定日にハローワークに行って失業認定申告書を提出して受給していきます。受給するまでに細かいステップが多いですが、次はどのようにすればよいかをその都度説明してくれますので以外と迷わず手続きを進められます。
手続きを開始してから最初に手当が振り込まれるまでの期間は、自己都合で退社した方は約4か月、会社都合で退社した方は約1か月です。